どうしてくるタイミングが違うの?

まわりの友達はもう生理が来ているのに、自分だけまだ——そう感じて、検索してこの記事にたどり着いた人もいるかもしれません。まず伝えたいのは、生理が始まる時期には、驚くほど個人差があるということです。焦らなくて大丈夫。ただ、「これは相談したほうがいいサイン」もあるので、この記事で一緒に確認していきましょう。

生理は、体が「赤ちゃんを育てる準備ができました」というサインです。だから体は、そのための余分な力を持っているかどうかを、ちゃんと見ています。無理なダイエットをしていたり、運動量がとても多かったり、心がすごく疲れてしまうくらいのストレスがあったりすると、体は「今は自分を守ることを優先しよう」と考えて、生理を"おやすみモード"にすることがあります。これは、あなたの体が壊れているのではなく、あなたを守ろうとしている働きです。体格が大きい・小さいだけでは決まらない理由が、ここにあります。

友達が、生理のことで泣きそうになっていた話

わたし(かや)が中学生だった頃、仲の良い友達がいました。背も高めで、体つきもしっかりした、健康的な子。でも中学2年生を過ぎても生理が来なくて、その話題になるたびに、泣きそうな顔をしていました。

正直に言うと、わたしはそのとき、その子に何も声をかけてあげられませんでした。「悲しそうだな」と気づくだけで精一杯で。自分はもう生理が来ていたから、どんな言葉をかけたらいいのか分からなかったんです。その子は、中学3年生になってから生理が来て、今はちゃんとお母さんになっています。

もし今、あの頃の友達にもう一度会えるなら、こう伝えたいと思っています。

「まだ、ゆっくり様子を見ていい年齢だよ。でも、すごく心配なら、お家の人に相談して、お医者さんにかかるのもありだと思う。産婦人科って聞くと怖いかもしれないけど、性交渉の経験がないことを伝えれば、お腹の上から診てもらえたりもするよ。『不安です』って、そのまま正直に伝えていいんだよ。」

相談したほうがいいサイン

目安として、こんなときは婦人科に相談してみるのがおすすめです。

  • 15歳を過ぎても、一度も生理が来ていないとき
  • 一度生理が来たあと、3か月以上こないとき

食事や運動、ストレスのバランスを見直しても変わらないこともあるので、そういうときは医師に相談したほうが安心です。「大変なことになる」から相談するのではなく、体の中で何が起きているかを確認して、自分が安心するために相談していいんです。


個人差はとても大きいので、まわりと比べて焦らなくて大丈夫。でももし、あの頃のわたしの友達のように、一人で不安を抱えている人がいたら——「不安です」のひとことを、信頼できる大人に伝えてみてください。それだけでも、いいんです。