「男の子だから」「女の子だから」って、よく聞くよね

「男の子だから、泣かないの」「女の子だから、おとなしくしなさい」——こんな言葉、聞いたことないかな。

でも、ちょっと考えてみてほしいんだ。それって、ほんとうに"きまり"なのかな?

好きなものに、性別は関係ない

ピンクが好きな男の子。電車が大好きな女の子。おしゃべりが得意な男の子。走るのが速い女の子。

——ぜんぶ、すてきなことだよ。好きなものを好きでいるのに、男の子も女の子も、関係ない

だれかに「男のくせに」「女のくせに」と言われても、きみの「好き」は、きみだけのたからもの。むりに変えなくていいよ。

「らしさ」は、ひとつじゃない

じつは、「女の子らしい」「男の子らしい」の中身は、時代や国によってバラバラなんだ。

むかしは「ピンクは男の子の色」と言われていた時代もあったし、国がちがえば「男らしい」の意味もぜんぜんちがう。

つまり「らしさ」は、だれかがなんとなく決めたイメージにすぎない。きみが、そのわくに自分を合わせる必要はない

友だちの「好き」も、笑わない

自分が自由に「好き」を選んでいいのと同じように——友だちの「好き」も、大切なもの。

男の子がぬいぐるみを好きでも、女の子がむしを好きでも、「へんだ」と笑ったり、からかったりしない。それぞれの「好き」を、そのまま「いいね」と言える人は、かっこいいよ。

おぼえておいてほしいこと

きみは、「男の子だから」「女の子だから」の前に、“きみ"という、ひとりの人

だれかの決めた「らしさ」より、きみが「好き」と思う気持ちのほうが、ずっとほんとう。あなたが「あなたらしい」のが、いちばんすてきだよ。

ことばのせつめい

「〜らしさ」
「男の子らしい」「女の子らしい」のように、性別で“こうあるべき”とされるイメージ。だれかが決めたもので、人それぞれちがっていいものです。